一往生礼讃一

勤め修めて　すなわち真に至る

Attain enlightenment through practice and discipline.

一武者小路実篤一

僕が信用する人はどんな時でも、本音のあり場所を示す人だ。本当のことがわからない時は、わからないとはっきり言える人だ。

この道より我を生かす道はなし、この道を行く。

幸福を感じるのには童心とか、無心とか、素直さとか言うものが必要である。

学習に関する名言

☆真剣だからこそ、ぶつかる壁がある（松岡修造/元プロテニスプレイヤー）

☆小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道（イチロー/元メジャーリーガー）

☆努力して結果が出ると自信になる。努力せず結果が出ると驕りになる。努力せずに結果も出ないと後悔が残る。努力して結果が出たとしても経験が残る―

指導事例公開

男子部Cくん
指導報告 5月19日(月)

英語(大村 浩子)

今回はテスト直前ということもあって、テスト範囲の文法の復習を中心に行いました。
特に難しいのが分詞構文なので、分詞構文の作り方をご本人に説明してもらい、さらに小テストとして英作文も行って理解度を深めました。
具体的には、現在分詞（動詞＋ing）と過去分詞の使い分け、時制にズレがあるときの分詞構文の作り方、分詞構文の種類（時、理由・原因、付帯状況、条件）について、when, as, while, because, since, andなどの接続詞を使った文章への書き換えなども行いましたが、たいへんよく習得できていました。

今回のレッスンでは、リクエストに応えて急遽英検２級のリスニングを行いました。どうやら今回のテストで英検準２級〜２級レベルのリスニング問題が出るという情報があるとのことで、彼の不安を少しでも解消するために実施いたしました。
しかしもともとC君は2024年度３回目の英検準２級に合格されていて、リスニングのレベルもA2評価ですから、しっかりしたリスニング力を持っています。
英検２級の問題に関しても、「難しい！」と感想をもらしながらも70%以上正解できていました。不正解だったのは、回答に直接結びつく部分を聞き逃していたり、選択肢の英文を理解しきれていなかった場合もありましたが、これらは量的な練習を繰り返せばクリアできますので、順調に語彙を増やしていけば、中３のうちに２級合格するのは十分可能だと思います。

そもそもの話で恐縮ですが、C君は、まず学校で配布されるプリント類が科目別、時系列順にきちんと整理なされていて、それだけでも優秀さが伺えますし、勉強を効率的に行う環境を自ら整えています。
また、自習用に問題集と回答をコピーして渡すことも多いのですが、時間を見つけてそれらもチャレンジしてるとのことで、人一倍熱心に勉強されているので、今後さらに結実してくると思います。

一方、早口で何を言っているのかわからないところがありましたが、最近はだんだんと落ち着いてきています。
また、自分が頭では理解してわかっていることをアウトプットする練習をすることで、わかりやすく話すことの大切さにも気づいてもらえたらと思うので、今後は英語を書いたり話すのに加えて、本人から文法について理解したことをフィードバックして説明してもらう機会を増やすのがいいのではないかと考えています。

少し残念なのは、早とちりの面があるようで、解答用紙を見せていだたくと、毎回、ケアレスミスで点数を落としている箇所がいくつか見受けられます。
これは、日頃、音読するときに簡単な単語を読み間違えたり、問題文の日本語を読み間違えていることと共通しているのではないかと思われます。
回答スピードも早いし、問題は全問回答できている点はでも優秀なのですが、ケアレスミスで点数を落とすのはいかにももったいないです。あと少し気をつれば、５点〜10点は確実に違ってきますのでそれだけでもトップクラスに入ってくると感じられます。
ですので、テストではまず深呼吸すること、問題文はゆっくり読むこと、できるだけ見直すことの3点を、毎回念押ししています。
量や内容に圧倒されることなく、落ち着いて自分の実力を発揮することに集中していただけたら、英語がもっと得意科目になるし、武器にもなると思います。

また、まだ少し先の話とはいえ大学受験を見据えても、英文法はかなり進んでいますから、このスピード感に乗って先取り学習して語彙力を伸ばしていけば、リスニング、長文読解、英作文なども聖真君なら得意になると思われます。もともと高い潜在能力ですから、大学受験でも目標達成できる確実な実力を身につけるべく、いいイメージ描きながら一緒に磨いていけるよう私も努力してまいります。

↑C君の日常の学習の仕方にも注目してください。