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ジェイサチ日記

10/30

2024年10月30日
一相応部経典一

他人にとっても 自己は愛おしい
Even others love themselves,

一ゴッホ一 
このまま行けと、僕の中の僕が命じるんだ。

一ドラッカー一
昨日を捨てよ。

一湯川秀樹一
一日生きることは、一歩進むことでありたい。

💕偉人を育てた母の言葉💕

湯川秀樹の母の言葉

日本初のノーベル賞受賞者 湯川秀樹(1949年度 ノーベル物理学賞)の母・小雪の言葉です。

目立たない子だっているものです。
目立つ子や才気走った子が、必ずしも優れた仕事をする人間になるというわけではないでしょう

地理学者の小川琢治の三男だった秀樹は、無口で目立たない存在だったようです。
他の兄弟に比べ成績も冴えない秀樹をみて、父は大学に行かせるのを迷っていました。
しかし母のこの言葉が、秀樹を大学へ進ませたのです。
この言葉がなければ、日本初のノーベル賞受賞者が誕生するのはまだ先だったかもしれません。

💕「野口英世の母・シカの手紙」

野口英世(1876~1928年)の母シカが米国の研究所にいる息子英世に書き送った手紙。魂を揺さぶられるような文字で綴(つづ)られている。

◆福島県・猪苗代湖の近く、生家に隣接して立つ「野口英世記念館」に展示されるその手紙。
1度読んだぐらいではとても判読できない仮名ばかりの手紙。
まるで文字を覚えたての幼児が書いたようなたどたどしさ。
句読点のルールも完全に無視されている。

◆「おまイの。しせにわ。みなたまけました。はるになるト。みなほかいドに。いてしまいます。
わたしも。こころぼそくありまする。ドかはやく。きてくだされ。はやくきてくたされ。いしよのたのみて。ありまする(中略)」

◆お前の出世にはみんな驚いている。
春になるとみんな北海道に行ってしまう。私も心細い。どうか早く帰ってきてくれないか。はやく帰ってきてくれ。一生の頼みだ-。結びは「いつくるトおせて(教えて)くたされ。これのへんちち(返事)まちておりまする」

◆異国で研究に励むわが子の成功を喜び、一度でいいからその帰りを待ちわびる母の愛情がにじみ出ている。英世を思うシカの愛の深さ。すごみさえ感じられる名文といえようが、精いっぱいに覚えたであろうその文字にも目頭が熱くなる。

◆シカは自分の不注意で幼いわが子に一生消えないやけどを負わせた-と自分を責め、食うものも食わないような極貧の中で息子の学費を工面したという。それに応えて英世は、上京する時に「志を得ざれば、再び此(この)地を踏まず」という決意を柱に刻んだ。

◆この母にしてこの子あり。時代はさかのぼるが、こんな母子の姿を思えば、ぐっと力も出てこようというものだ