10/29
2024年10月29日
一正法眼蔵随聞記一
日々時々を 勤むべきなり
Work hard every day
and every time,
松岡修造さんからのメッセージ
人前で緊張するのは自然な反応です。プレッシャーが人を強くします。逃げ出したくなるような感覚がなくなったら、モチベーションもなくなってしまうような気がします。
真剣だからこそ、ぶつかる壁がある。
勝ち負けなんか、ちっぽけなこと。大事なことは、本気だったかどうかだ!
ベストを尽くすだけでは勝てない。僕は勝ちにいく。
💕世界の偉人を育て母の言葉💕
💕宮沢賢治の母
「ひとというものは、ひとのために何かしてあげるために生まれてきたのス」。この言葉は、宮沢賢治の母イチが、幼い賢治と添え寝した時、しきりに語りかけていた言葉だという。『雨ニモマケズ 風ニモマケケズ』と歌った賢治の心根は、幼少時の母が育んだ精神だったのか。
彼は盛岡高等農林学校を卒業後、研究生を務め、家業の質屋兼古着商を手伝い、突如、家出して上京する。それも長くはつづかず、帰郷。教員生活、そして帰農。化学肥料の販売員も経験した。37歳で亡くなるまで、転々とした人生だったが、一貫していたのは「ひとのため」尽くそうとする
魂の彷徨であった。それが結実したのは、童話である。
『春と修羅』に、こうある。「唾(つばき)し はぎしり ゆききする おれはひとりの修羅なのだ」。修羅とは激しい感情の現れ、果てしない闘いを指す。葛藤しながら、自分自身と闘っていた姿が浮かび上がる。
弱い自分と闘い、他人を励ます賢治に、人間的な、この上ない人間的ものを感じる。賢治の母が言っていた「ひとというものは、ひとのために何かしてあげるために生まれてきたのス」という言葉を大事にしたい。