スタッフのレポートより
2024年04月25日
「難関中学受験を目指す全小学生と保護者集会」に参加して(C講座
一スタッフのレポートより一
まず、受験生にとっての一番の近道は質の高い教材を反復し、状況に合わせてカリキュラム
を設定することです。クリームや新演習を反復して解くことで、基本の型を身につけるとともに、それらを組み合わせて応用する力を身につけることが重要で、これは中学受験に限ら
ず、高校受験、大学受験にも通ずるところがあると感じました。
この点に関して講師としてできることは、
①苦手な分野を抽出・分析して適切な分野を反復してもらうことだと思います。
②私にとって一番印象に残った言葉は幸子先生の「中学受験はすべて台所にある」という言葉
です。
やはり、比や割合は材料の分量の決定には欠かせませんし、料理のあらゆる過程には
科学現象が登場します。旬の野菜などから、どの野菜がどんな環境に適しているかなどを知ることができます。
また、割引と言ったら当然値段は安くなり、車の速さはだいたい時速数
十 km などの常識は感覚と照らし合わせて学習することで、より生きた知識になると思います。
日常的な場面と関連付けながら指導していくことでより、 記憶に定着できるようにしていきたいとおもいます。
③特殊算にはあまりなじみがありませんでしたが、森先生もおっしゃっていた様に、 江戸時代から続く特殊算は思考力の養成にはうってつけだと思います。
方程式を使わず、図・面積図などを用いて考えることで問題文の情景も自然と理解でき、読解力の育成にもつながると感じ
ました。
基礎の定着はもちろんのこと、 基礎から応用の橋渡しができるような指導をこころがけたいと思います。
④受験は精神力、体力学力の順の三本柱が重要です。
講師として学力を伸ばすことはもちろん重要ですが、やる気を引き出す声かけが重要だと感じました。
「できたね」「よくやったね」「かっこいい解き方ができたね」
「成長したね」などポジティブな声かけを積極的に取り入れ、解けたという成功体験を積む手助けをできる様に今後の指導にいかしていきたいと思います
ありがとうございました。