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コラム

笑いと涙の受験情報A

※保護者会 5月11日(日)一社校にて講演した内容です。

何があっても、この監督に付いて行こうと思った

星野監督っていう方がいらっしゃいますよね。彼がテレビでこんな事を言っておりました。とにかく、昔の練習っていうのは凄かったらしいですね。確か、明治大学でしたか、彼は島監督という、もう伝説的な厳しい監督がおられて、もう、ふがいない投球をしたもんだから、もう、雨がしとしとしとしと降っている中で、夜中ですよね。1時とか2時とか言っていましたけど、呼び出されて「おまえ、グランドに正座しろ!」って監督に言われた。そして、寒いでしょう。しとしとしとしと雨が降っているのに、このマウンドにずーっと正座して反省するわけですね。そして、その星野監督が明け方ぐらいになって、ちょっと、あの、日が差してくるちょっと手前ですね、薄明るくなった状態。見たら、その、島監督同じように正座している。どれぐらいだったら耐えられるかを自分で経験しながら、また星野監督の状態を見ながら、やっぱり同じように雨の中でずっと見守ってくれてたっていうお話がある。さすがだなぁって思いますね。だから、星野監督っていうのは、やっぱりあれだけのいわゆる伯楽って言われるような監督になれたっていう気が致しました。星野監督にすれば、この、島監督が、めちゃくちゃ厳しい方だったけども、その、愛情を非常に感じさせる、それによって、「何があっても、この監督に付いて行こうと思った。」っていう事をテレビでおっしゃっていましたけどもね。
ある先生って方のお話なのですけども。『子供達が一番嬉しそうな顔をする時は、どんな時か?やっぱり、お父さん、お母さんに褒められた時。その、何かを認めてもらった時、本当に一番いい笑顔をしますよ。』っていうお話がありました。だからどんなに良い伯楽、良いリーダー、良いトップがいたとしても、やっぱり、お父さん、お母さん方の、その存在には適わないのですね。
やっぱり、偉人、伝記とかずーっと読みますと、やっぱり、母親の存在っていうのが必ずある。父親の存在が、必ずある。だから、言う事を聞かなかったら、どうしたら言う事を聞くか。もう、本当に知恵を出して、いろんなアドバイスを受けるのはいいと思いますけども、最終的にご自分のご家庭でのどうするかですから。答えは皆さん方の中に入っているんです。で、私達は指導する時に、「引き出しなさい、引き出しなさい。遺伝子の中レベルまで掘り下げて、本来わかっている内容を生徒達から引き出しなさい。」こういうお話をしますけれども、やはりその子育てのヒント、いわゆる『毅然とした子供をしっかり育てて行く。』っていう事が、結論だと思う。その時に、いかにそれを子供達にも、その何かを引き出す。皆さん方にも、こう、ご自分の中の良い物を引き出して頂くか。このヒントになるのがございました。

同じ100メートルだよ

福島大学の人間発達文化学類の教授の川本和久さんっていう、有名な方ですね。どうして、有名かっていうと、凄い選手をたくさん育成できている。走り幅跳びですか?池田久美子とかいう選手がいますよね。彼女も門下生です。福島大学ですから、本当、まあ田舎のとこだそうです。そこにわざわざ、こう、陸上を習いに行くっていうのは、ほとんどはなかったけれども、やっぱり東北で1番になって、そして全国に行って1番になる。そして日本記録を出す選手がたくさん、こう誕生させた。彼は、ある時に、国のお金で、国費で、アメリカに留学致します、1年間ね。そして、金メダルを何年か連続で取りましたカール・ルイスの監督だった方に指示して、もう考え方を180度変えたのですね。外国人に日本人、白人とか黒人と比べると東洋人っていうのは、体力的に劣る。確かにそれはあるかもしれません。しかし、「同じ100メートルだよ。」って、そのカール・ルイスのコーチに言われた。そこから考えを変えて、そして特にそうですね、中西監督もそうだった、中西コーチもそうだったそうですね、打撃で凄い方。彼が教える時も、カール・ルイスの監督が教えるのもイメージを上手く伝えないといけませんから、音声でずーっと指導していくそうです。野球であれば、バットでボールをミートする時に、ピシッとかなんとかいう音をよくたてていますよね。そういうイメージで、足の引き上げる時、地面を蹴る時には『何とか!』とかね、こういくつか言葉を出して。で、彼のモットーっていうのが、実はやっぱり『引き出す』っていう事らしいですね。「『潜在的に持っている能力っていうのを引き出し、しかもそれを自分で引き出さないとダメだ。自分で気づかせないとダメだ。で、気づくように、周りにいろんな材料を置いてあげる。』っていうのが指導者の役割だ。」。なるほどなぁーと思いますね。

さすがは小出監督

マラソンの方で、僕スポーツが大好きなもんですから、スポーツの記事はとにかく見るんですね。シドニーオリンピックで初めて金メダルをもたらした、高橋選手。そのための戦略っていうのをちょっとだけ読んだのです。『はぁー。』と驚きました。初めて、私もオーストラリア2ヶ月ほど仕事をした事ありますから、あそこ、道路ずっと走っていくと怖いのですね。どうしてかと言うと、向こうが見えないのです。こういう起伏がこうあるものですから、上り坂の時っていうのは、道路の先が見えなくても制限速度70キロとか、80キロとか、かなり高速で飛ばすのです。だから、走っていても非常に、こう不安が、こう募るような道路、道になっているわけですけども。出発点があります。まず、出発点にホテルを1つ予約してあります。10キロ地点にも、もう1つ、折り返し地点にも、もう1つ。つまりホテルを3つ、4つ予約して、その日の調子に合わせて『じゃあ、今日はここに宿泊しようか』そして、その宿泊、そこにさせる事で、例えば10キロ地点っていうのは、行きの10キロと帰りの30キロになるわけですから。で、その、高橋選手に、いつからスパートするかっていうのをもう体で覚えさせていくのですね。『さすがは小出監督、やっぱり伯楽だなぁー』と思いましたね。『そこまで考えるかな』という事ですね。もう、初めてのとこですから、気候も風土もみんな違うわけです。南半球ですから、夏場、寒いわけでしょう。そういうのも色々考えてから、それだけのホテルを予約して、実際に利用して、そして宿泊させる事でその土地の感覚をずっと高橋選手に覚えさせて、そしてあの金メダルがあるのですね。凄いな。だから、受験とか何とかの時もできるだけ布石を打って頂いて。今までヒントをたくさんお渡ししております。