※保護者会 9月9日 (日)に講演された内容です。
8月に30年間ずーっとこの個別をしてまいりまして、8月やっぱり、お母さんやお父さん達、ずーっとこの夏期講習に送り込んで頂く時に、『大変だなぁ』っていう事と、それから『こんだけ勉強やっているのに』っていう期待と、それからテスト結果がうまくいかない生徒達もたくさん出てまいりました。『出てくるだろうなぁー』という予測の元に、『じゃあ8月にしなきゃいけないなぁー』というのが笑いと涙の第1弾でした。
そして本当に「手助けになりました。精神の手助けになりました。」という感謝のお手紙たくさん頂戴しましたので、『じゃあ第2弾もしようか』という事になりました。で、『笑いと涙の第2弾』という事で、今日お話をさせて頂きます。
本当に受験をお迎えになる予備校生と高3生、それから中3生、小6生、そして年長児。これは非常にまあ不安な中とか期待の中におられる事と思います。ここで親が踏ん張らないといけないのですね。これは親御さん以上に私達も踏ん張らないといけない。『30年間これをやってきたから、去年やっていたので今年またこれをやっていいだろう』という思いがスタッフ1人にでもあったら困るという事で、先回、先生方のミーティングを行いました。そして、サプライズ、『えっ、ここまで見てくれるんですか』っていうサプライズが各部署になければいけない。しかし、その原点に立つときに『子供達が基本的にやらなきゃいけないよ』という事をやってなければ、そのサプライズがサプライズにならないのだから。是非、毎日毎日の事を見逃さないでほしいという事を先生達にもお願いしました。どうぞ、お父様、お母様達も毎日毎日毎日自分に決めた事がやれてないとき、これは非常に厳しいのですけれども、やはり向き合って頂いて、やるように励まして下さい。それぞれに毎日の課題が与えられています。
じゃあ、高2、中2、中1、高1、そして小学校5年生以下それらは毎日やる事、これもあります。ですから、どうぞそこから目を逃さないでご協力頂きたいなぁーと思っているのが今の心境です。
この夏休みを利用して、たくさんの本に出会いました。その中で『はぁー。私達日本人はこんなに恵まれているのだな』っていう事。『これを子供達にも伝えなきゃいけないし、私も、もう1度再認識しなきゃいけないなぁー』って言う事にたくさん出会いました。『ヨシアキ戦争で生まれ戦争で死んだ』という面高直子さん著の本です。
これは、私の娘が難病という事を知って悶々としていて、テレビも見る時間もなく、この仕事を続けながら本当に命を落とそうかと思っていた段階の時に、テレビで面高さんっていうワシントン支局長か何かの方がドキュメント(NHKテレビ)でポッと発表された事を瞬間見ていた事を思い出しました。『あっ、あの話かしら。ヨシアキ戦争で生まれ戦争で死んだ』その何十年前かのテレビはこう放映されていました。
アメリカ兵と日本人女性の間に生まれた私生児がある施設に預けられて、アメリカの国籍をもって、それからいろんな国の国籍をもって帰ってきた。この何十人かがそうですよ。日本に戻ってきました。しかし1人だけ、22才だったと思いますが、彼が戻ってこないのです。遺影を抱いた義理のお兄さんがそこに立っていたテレビを何十年かに見ました。
その時に私は何を考えたかというと『あぁ、自分の子供がたかだか病気。たかだか病気。でも実の親と親の中にいて、私達が健在でいかようにでも、いかようにでも過ごしていけるじゃないか。しかし、世の中にはこういう方もいるんだなぁ。その事が本になりました。『ヨシアキ』って言うのは今生きていると私と同い年です。アメリカ兵にレイプされた日本女性が子供を産みました。
施設に預けられて、この子をアメリカ人に預けようという事で12才ぐらいの時にアメリカに渡りました。そしていろんな教育を受けて、大学にも行って、そしてサッカー選手とかいろんな有名な選手になって、彼は日本国籍を取るのかアメリカ国籍を取るのか悩んで、しかし養父母に預けられて自分は過ごしてきたのだからアメリカ国籍を取ろうという事で歴史の勉強をしてアメリカの国籍を取り、そして志願兵としベトナムに向かいました。ベトナムに向かったのはアメリカ人としての誇り、それから恩返しをしたい、そしてその延長上にベトナムで何年間か仕事をするとご褒美で自分の行きたいところの行ける休暇がもらえるのですね。
その時に産みの母親を探そうというそのご褒美も当てにして、アメリカ兵としてベトナムに向かいました。そこで亡くなるのです。『戦争で生まれて戦争で死んだ』というところに書いてあるのです。これを私が読んだ時に、夜中にいっぱい泣きました。
なぜかっていうと、この塾を開いて30年間いろんな子供達が来て、ふっと浮かぶのは東海に行けなくなって、東海高校1年生の時に辞めてここへ来て、そしてこういう集団の中に入れないからっていう事で個別に、ここへ来たんだけれども、『こんなに人がいるなんて』っていう事で駐車場でやんちゃを言った高校1年生。学校辞めてきました。そして私共の甥っ子がここで勤務をしていましたので、その子が駐車場まで迎えに行って、その子を入れて、そしてみんなの方には顔を向けないからという事で壁際に座らせたり、道路際に座らせたりして向こう向けて、そしてお勉強させて、段々1人でこの塾に入ってこられて、そしてなんと東京理科大学に入っていったんです。今どうされているでしょうか。その時にお父さん、お母さんは学校の先生でした。私と同じように世間体とかいろんな事を考えた自分がいて、それでこの子が生まれてきて、『そういうものじゃない。もっと裸で自分の子供と向き合おう』というところで、『ジェイ・サチなら助けてもらえるかもしれない』というところで、『続けられるかどうかわからないけど』という事で連れてきて頂いて本当にいろんな事ありましたが、その本を読んでいる時になんかその子の顔がバァーっと浮かんできた事。それから、『果たして今生徒さん達みんなに満足して頂けるようになっているのだろうか。私の右手、左手がちゃんと仕事をしているか。頭がちゃんと仕事しているか。肉体がどうだろう、精神がどうだろう。』というのを見直しました。この本読んだ時にやっぱり子供って、ちょっとお父さん達には悪いけど『お母さんを捜すんだなぁ』っていう事を非常に感じました。だからお願いです。子供達をいっぱいハグしてあげて下さい。
先生方にも誠心誠意、努力をして欲しい。「子供達が不平不満を言っていたらピシッ。その不平不満を言っている子供さんが目の前にあるのであれば、先生方にも不平不満があるはずである。同調しているのである。それをこの塾は許さない。」っていう事を言ってあります。至らない事はたくさんあると思いますけど、この秋はもう徹底的にやらせないといけない。中3生でも『なんで受験するのっ!』って言う子供達が多いです。『行ける所に行けばいい』とんでもない話です。高2、高1で『まだまだ受験なんか』って思っている人もいます。高3でさえそうなのです。
M高校の生徒の話。この子は苦悩して私共の塾に来ました。前回の英語の単語テスト、彼女だけ満点でした。しかし、高校では200点満点とか100点満点の数学とか5点ぐらいしか取れなくて、下から2番の子です。すごい悩んで夏休み前に「学校辞めたい。」お父さんとお母さんと3人で来ました。学校辞めて、この塾で・・・それはできない。人と学んでいく事はいっぱいあるので、学校も辞めないでいてほしい。だけど成績が上がらないし、どうやったら、その子の勉強法を見ると『あぁー。』それは中3までの塾が伝達式でしたので聞いたふりして帰って行くというところで成績を上げてきて、自分で鉛筆を持って勉強するという事がはずれているのですね。
勉強方法見てみるとアンダーラインばっかり引いている。「書かないの?」「書かない。」で、先生方に伝えて「あれでは覚えられないから、鉛筆もって書かせるようにして下さい。しかし、心が病んでいるから上手に『Let,s』でね、『こうしよう。ああしよう。』っと言ってほしい。」という事で夏は12時間、5週間来てもらいました。『変える』という事です。ここで変わらなかったらまた考えようと私も思いました。そして、私の中でもいろいろ迷いがありました。『この事がクリアできるだろうか。ひょっとしたらこの子は命を落としてしまうかもしれないぐらい、ずっと穴に入っている。でもそんな事思ったら、この子は落としてしまうかもしれないし。』という事で、ずっと面談しました。「大丈夫ですか?面談。」って言ったら、お父さんとお母さんが「なんとかやって行けそうですから、途中いいですよ。」って。「なんとかやって行きますから。」って、お父さん、お母さん、本当にポジティブな方でもう本当にお父さんもくたばっちゃっていました。
お母さんは「私の育て方が悪かったんじゃないかしら。『M高校に行く』っという最終目的みたいにしてきたのではないだろうか。勉強の本質を教えてなかった。」っていう事を非常に後悔されて、そして「私の前に望んでいました、鉛筆を持って勉強するようになりました。」この間この話を聞いて彼女はこう書きました。『先生達、本当に本質的なお話ありがとう。私は、下から2番で5点しか取れなかった高校生ですけど、この夏休みこの5週間、12時間頑張って、M高の子達はみんな文化祭に行って、お友達も文化祭に行って、実は本音では寂しい思いをしてジェイ・サチに来ていました。でも今クリアしてよかったと思っています。なぜなら、平均点以上取れたのです。とっても嬉しい。』たぶんあの子は成功体験を積んだと思います。それを見ていた先生方です。「先生、よかったです。」「あの子どうなっている?」「はい、ジェイ・サチに来た時、もう後半」5時間ですから、4時半からずーっと9時40分までいますので、「毎日来ます。来たら、その個票」M高の、ご承知のように前期、後期ですね、実力テストなのですが、実力テストで平均点以上取るのはかなり大変な事です。まあ、このぐらいだと、だいたい名古屋大学以上は完全に受かってしまいます。「それで個票を見てニンマリとしてから」10分ぐらいって言っていましたね。「10分ぐらい、じぃーっと自分の個票を見て自分を褒めてからお勉強にかかります。」これ、数百名の生徒がいたら、数百名それぞれの立場あるけれど、こういう体験をいっぱい積ませてあげたいなぁ。
その子がこう言いました。「餓えた時に勉強、なんかわかる気がする。やっぱり、教育っていうのは大事なのだね、先生。そして『私がそこから逃げていた』って事も気づかせてくれてありがとう。」と、この間トイレの前で言ってなんと素直な子なのかしら。しかしその子が心を病み、成功体験しなかった時には、あんな廃人みたいになるのかしら。「人間っていうのは1人じゃないよ」っていうのはその子にいっぱい言ったけど、いっぱい涙出して、「お父さんやお母さんに迷惑かけているから、先生、もう本当にどうしていいかわからない。」って言っていた子が平均点以上取りました。
こんなお話を子供達にしていきたいと思います。そして、シビアに入試に向かってパワーアップしていきたいと思います。
・・・>次回へ続く