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コラム

勝って驕らず、負けて挫けずA

※幼児〜高校2年生の保護者を対象に"勝って驕らず、負けて挫けず"というテーマで1月14日に講演した内容です。

日本は上位15カ国中14番

今日の朝、日経新聞でした、やっぱりと思ってがっかりしたのですが、子供たちの学力比較、国際比較が出ておりました。1番はフィンランド、フィンランドの本を買っていろいろ読むのですが、これといったものがないのです。唯一、新聞はたくさん読んでいる国かな、ということですね。2番目が韓国です、お隣の韓国、これは、もう教育熱がすごいですよ、お父さん、お母さん方が子供たちにかける期待、アメリカにいました時に、韓国の方とたくさんお知り合いになったのですが、とにかくやらせるというところの徹底さ、これはあの儒教が非常に浸透した国です、目上の方、お父さんお母さんの言うことはもう絶対なのです。口答えは絶対許されない、ということだから、教育が出来るのだと思いますけども、例えば、あの目上の方が、下の方にお酒をすすめる、5回くらい、ちょっと数は忘れましたけども、それくらい断らないと飲んじゃいけないらしいのです。どうもどうもって最初から飲んだら、とんでもない人間だと思われるそうです。まあそういう国だからってことなのですが、2番目が韓国。3番目がカナダです。カナダはどうしてか、たくさん中国人が今移住しております。カナダ大の関係の医学部の半分が中国人です。だからカナダの学力を押し上げているのは中国人。で日本は上位15カ国中14番ですよ。もうがっかりしましたね、本当に。

ゆとり教育

日本の教育。ゆとり教育、特に1990年代からの新学力観、子供に任せる教育っていうのを、日本がやり始めてからどんどんどんどんつまずいてきた。これから追い上げて来る韓国、サムスンとかには完全に負けていますよね。もう国を挙げて税金を少なくしてから返させているのです。採用する学生のほとんどが大学院卒。もうソウル大学のトップっていうのはものすごいですよ。優秀ですよ。もう日本の東大生が本当かすむぐらい。だからあんなすごい技術、DVDが次世代のDVDとして、1つの機械で両方が使えるのを開発してますでしょ。もうこれで日本はもう大変です。さらに安い金でそれを作れるわけでしょ、政府が援助していますから。もう日本が関税をかけてもこれはもう世界的には負けます。そういった科学技術を支えていくその日本の教育のベースがどんどんどんどん下がっていっている。これはもう大変なことです。

we always have a room to improve:私たちがいつも常に改善、改良できる余地はあります

模擬テストで点を取っているからといって絶対驕っちゃいけないと言う事。センターで何割取れるようになったから何々、偏差値がいくつに上がったから何々じゃなくて、常に自分はもっともっと。
私の好きな言葉でこういう言葉があるのですね、「we always have a room to improve」私たちがいつも常に改善、改良できる余地はありますよ。
「room」っていうのは余地ですね。「we always have a room to improve」これ私が好きな言葉ですが、これは本当に今の教育状態、あれからすると際限なく広がっているような感じがいたいします。

涙の1年乗り越えた王者

非常に感動した記事がございました。「涙の1年乗り越えた王者」、っていう話です。ゴルファーのタイガー・ウッズの記事がございました。
彼のすごいところはスタンフォード大学に合格しています。あんなトップ大学にでて、やっぱりプロで行こうということで、途中で退学しているのです。大したものだと思います。
そんな彼が、「06年は最悪の年だった。言うなれば負けの年だ。」これはどうしてかっていうと、「幼い頃から愛情を込めて厳しく指導し、プロ入り後も支え続けてくれた父アールに死期が迫り、どうしても優勝シーンを見せてあげたかったマスターズで勝てなかった悔しさ。そして、その1ヵ月後父親を永遠に失った悲しみ。そして1ヵ月後、全米オープン、プロ入り初めてのメジャー予選落ち。」初めて彼は予選落ちしたそうです。プロに転向してから。
彼はその悲しみをなかなか乗り越えられなかったわけです。そして、メジャーの予選落ち。ウッズのキャディーが、「あんな無理なプレイをするタイガーを見たのは初めてだ」って言ったそうです。ゴルフはいかにミスをしないかっていう競技の1つのわけですけれど、めちゃくちゃ無理をしてしまった。今まででは考えられないスコアを叩いてしまった。
ただ、次の試合から優勝を6試合連続で続けているのですね。6連勝です。
何故か?小さい時からの訓練の賜物でしょう、例えばこんな訓練をしてきたのです、ボールを打つときに、何か大きな音がしたら、アメリカですと、「Quiet」って言う札をずっと、打つ瞬間何人かの人がずっと静かにしてくださいと掲げています。それでも心無い人が咳払いをしたり、手袋の留めるマジックテープがジャッって外す音を立てたり、トッププロになるとどこかで邪魔をする人たちがたくさんいるわけです。それにも打ち勝つように、例えば打つ直前、キャディーバッグをバーンと倒して、ガチャーンという大きな音をたてるなど。それでもちゃんと打てるような訓練をずっと小さいときから続けてきたわけです。
日本人の方がこの記事を書いていますけども、「そこにたどり着くまでの道程でそそいできた努力、払ってきた犠牲は人の何倍、何十倍」って書いていますが、私はもっと桁は1つ上だと思うのです。何十倍、何百倍だと思います。そうじゃないとこれだけの天才っていうか人間っていうのは出てこないです。

頭を垂れる稲穂

日々お子さん方が努力なさっているところ、そこを、他の人に誇示する必要はありません。皆さん方が努力なさっていることも、子供さんに吹聴する必要はありません。じーっと何にも言わずにやり続けることです。そういった子供さん達にぜひ育っていただくように、子供さんたちがそういう大人に育っていただくように、そうすることで傲慢さっていうのが消えていきます。とにかく、頭を垂れる稲穂になっていただきたいのです。これは子供さんだけではなりませんから、ご家族中心にやっていくしかありません。もう日々これは言い続けてください。子供さんっていうのは矯正しないといけないところが山ほどあります。体罰はいけません、やはり諭すこと、言葉できちんとこれは伝えてないといけない。1つ今後ともよろしくお願いします。 ・・・>勝って驕らず、負けて挫けずBへ続く