※高3・予備校生を対象に"合格"というテーマで12月3日に講演した内容です。
いよいよ、迫ってまいりました。今日は"合格"というテーマですが、これを勝ち取るにはいろんな要素が必要だと思います。「はい、終わり。それまで」と、試験官が言うまで、とにかくあきらめずにやり続けること。他の人の邪魔を一切しないこと。例え、周りの人が邪魔をしても、それにとらわれないように心を鍛えていくこと。センター試験でよく聞きますね。途中で投げ出す生徒がいます。浪人覚悟の生徒たち。試験官に聞こえないように音を出してくるとか、そういう可能性はありますから、たとえそうされてもちゃんと試験に集中できるように、今からずっと最後の詰めをやり続けてくださいね。心の準備をしておけば慌てません。
去年、一昨年でしたか、椙山で受験した女の子が夜、泣いて電話してきました。その子は帰国子女で英語がものすごく得意だったのです。得意で実力はあるのですが、センターの過去問をしっかりやりなさいっていうのにやらなかった。それが敗因なのですが、昔は英語のテストが最初にありました。10時からスタート。一斉にスタートします。一番前に座っていたら試験官が2人、他にも2人来て、何かボソボソ、ボソボソ打ち合わせをしている。その声が気になって、最初の15分間、全然解けなかった。訓練しておけば、そういうことはないのです。15分間ロスしても残り65分間あるわけですから、いつも60分でやれる訓練をしておけば、時間はそれでも十分あるわけです。しかし、素直にそれをやっていないものだから、その子はそれからパニックになりました。当然ながら落ちました。センターが5割取れなかったのです。今まで、ちょこちょこやったテストでは9割以上とっていましたから、当然自分もとれるだろうと思い込んだ。これは絶対に避けてくださいね。センターの過去問は何があっても、3回やるまでは絶対受けちゃだめです。そういう気持ちでやってください。心がしっかりしていれば大丈夫。
大変な最後の仕上げの時期になりますけれども、心を穏やかにずっとやり続けてください。何かをやっていくときには、やっぱりストレスというのが一番大きな問題。例えばガンになった人というのは、直前に大きなストレスがあったという人がほとんどです。今まで自分の体の中の栄養でそういったいろんな悪い菌を殺せたのが、ストレスのためにその栄養がたくさん……前にお話ししましたね。目茶苦茶怒っているときに、その吐く息を金魚鉢に吹き込むと、その金魚がプカーッと浮いて死んじゃうっていう話をしましたね。つまり自分で他の動物を殺すための毒素を生み出す能力があるのですね。だからそういったストレスで自分の体がまいってしまうわけです。それでその毒を中和するために栄養をたくさん使っていく。だから、もうこれぐらいやっているから大丈夫だという自信があれば、ストレスというのは出て来ないのです。やらないといけないのに、やらないからストレスがでるのです。努力した後の開き直りを、そのための準備をしておいてください。絶対、右往左往しないこと。
栄養をしっかりとっていってください。簡単なカップラーメンとかで絶対に食事をすまさないこと。これはお母さん方、お父さん方、ひとつご協力ください。これから受験期になったら、ちょっとお子さんが食べるもの、例えば飲むお茶にしても、ご飯にしても、お味噌汁もそうです。そうすると全然違います。ちょうどこの1ヶ月間というのは、体質が変わっていきやすいです。子どもさんのエネルギーをもっともっとシフトアップしていただきたい。
これから年末、年始ということでいわゆる世の中はお正月気分に浮かれます。しかし、皆さんがたには正月は残念ながらありません。少しでもそういう気持ちがあったら、1日の午前中1時間ぐらいにしておいてください。あとはもう受験生だということ。こういう試練を乗り越えてこそ、皆さんがたの将来があるのです。そこで逃げていたら、もう将来はズタズタです。生きていても本当に楽しくないですよ。そういう人生を逃げて、逃げて続けていった人はね。
今から受けていく学校というのは、必ず皆さんがたが超えられる壁だから、合格の可能性が0%という人は一人もいません。必ず何%かの合格の可能性はあるわけですから、80%の人は100%じゃないし、10%の人も0ではない。これはあくまで統計的なものです、たまたま今から自分が一生懸命やった問題がそのまま出るかもしれない、可能性としては非常に低いかもしれないけれどもあるわけです。それは勝ち取ろうという強い気持ちがあれば、それができるのです。うちの息子は、前日にお勉強したのが、そのまま当日出ました。そうすると、そこがそのまま点になるわけです。そうしたらどれだけ助かるか。センターの得点率、90%と91%、大学のランクが違ってきます。その1%の中にたくさん学校が入っている。1%は何点ですか。9点です。わずか9点。その9点の中でしのぎを削ることで大学に入れる、入れないというのが出てくるわけです。とにかく息を抜かずに最後までやり続けてください。
強い精神力が一番必要です。その精神力があってこそ、運を呼び寄せますから。つきを呼び込むには、無理やりでも悪いことは考えない。良いことしか考えないっていうふうに今から訓練していってください。僕はまあまあできるという人は、とにかく合格していること以外考えなくていいです。こういう経験というのは、長い人生の中でそんなにたくさんはありません。本当に貴重な体験になってくると思います。これをしっかり乗り越えてもらって、あのときはあれだけやってよかった。だってそうしないと、将来自分の子どもに勉強しなさいって言えない。自分が努力もせずに逃げたら。お風呂はしっかり入ってもらって、リラックスしてください。つきというのは心が明るかったら必ず結果 として自分にやってきます。だから受かっていく人たちっていうのは、みんなそのエネルギーがあるから受かっていくのです。 ・・・>合格Aへ続く